今回は「動作・運動における意識について」です。
気づきとは?
「気づきは「刺激を受け入れている状態」「注意」が関与する「志向的意識」である。」とされています。
基礎に「覚醒(arousal)」必要です。
これは皆さんわかりますよね?
JCSが3桁の人に動くことを要求してもそもそも、動けないですよね?
そして、動作・運動を起こすということは覚醒を基盤に覚醒➡︎低次脳(認知)➡︎高次脳 という順に働くわけです。
気づきを2つに分ける
そこを前提として、気づきには2つに分けられます。
①「知覚的アウェアネス」:環境の認識に関わる
②「運動的アウェアネス」:環境に働きかける行動に関わる
そりゃそうだって話ですが、人間が定位という観点でまずは環境に気づける手がかりを認識し行動するわけです。
そのためにはこの2つは必要不可欠なものになります。
その上で、「リカーシブな(recursive)意識」が働きます。
リカーシブな意識とは、「自己意識」の水準で、認識の対象が自分自身となる。自己に向かう再帰的意識という意味です。
これはあくまで私の解釈ですが、潜在的意識とも言われますが、私たちが何気無くする行動には意識的に動いているわけではなく、地球上、いす、テーブル、階段など様々ですがいろんな行動ができますよね?
つまり、環境に気づき定位することでリカーシブな意識が働くという事です。
リカーシブは患者様にどう影響するの?
患者様は、その前の段階の2つのアウェアネスに問題を引き起こしていることが多く、今回のノーマル・アブノーマルといったように異なる反応と行動を引き起こします。
つまり、環境に気付けていないことで、姿勢制御や身体反応が私たちと異なった反応を示すという事になります。
今回の資料は、その上でまずはどのように評価・分析をするのかのポイントを解説しています。
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