こんにちは!埼玉県ふじみ野市で「健康」をお届けしている健康マスター作業療法士の石川です🤲
病院勤務で得た知識・経験をもとに今日も皆様のお身体が少し楽になるような記事を書いていきます✍️
今回のテーマは…
「片麻痺版:肘が伸びるアプローチ」です。
脳梗塞後後遺症で片麻痺を呈された方や脊髄損傷の方で肘が曲がったまま伸びにくくなってしまう方が多い印象です。
手を伸ばす際に肘が伸びなくて物が取れないなんてお悩みも!
そんな方に向けて肘が伸びやすくなるアプローチを3つご紹介します。
肘が伸びにくい原因として今回着目する筋肉は「大胸筋」「腕橈骨筋」です!
「大胸筋」は胸に大きくついている筋肉ですが、肩関節を曲げる、内側に捻るなどの作用があります。
この筋肉は肘を曲げる作用を持つ力こぶの筋肉である「上腕二頭筋」を内側へ引っ張ってしまうため
肘が伸びにくくなってしまいます。
また、「腕橈骨筋」は肘を曲げる作用があり、この筋肉が硬いと肘が伸びにくくなってしまいます。
今回はこの筋肉たちを緩めた後、肘のストレッチを行っていきます!!
実際にトレーニングをお伝えします!
やり方
※左麻痺を想定しています
①胸の筋肉を脇の下から掴み上下に細かく揺らします
②次に肘の外側に指を当て回すようにしてマッサージを行います
③最後に一度肘を5秒程度曲げてから抵抗が少ない範囲で肘を伸ばします。
これを繰り返し、徐々に肘が伸びる範囲を増やしていきます。
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自宅でできるストレッチや運動から予防していきましょう!
今回のトレーニングを動画にまとめたものをYouTubeにUPしました🤲
実施のポイントや注意点を解説しています👍
動画を見たい方は下の画像をクリック👇
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